関連機関からのお知らせ
(一社)日本航空宇宙工業会 革新航空機技術開発センター 「最新の技術動向調査研究」に係る公募について
一般社団法人 日本航空宇宙工業会(SJAC)革新航空機技術開発センターは、将来出現が予想される高性能の革新的航空機を開発するために、必要とされる推進装置、軽量構造及び制御システム等に関わる技術について、調査及び実用化研究開発等を計画的に推進し、我が国航空機技術の飛躍的向上を図り、もって我が国航空機工業発展の基盤をつくることを目的としています。SJAC では、この目的に沿う以下に記す調査項目(指定型、或いは提案型)のいずれかに関して最新の技術動向調査研究を行い、その成果を革新センター報告会(SJAC 講演会)、SJAC 会報への掲示(SJAC のウェブサイトへの掲示を含む)等通じて、広く会員企業内への共有を図る目的で、公募を開始いたしましたので、お知らせいたします。
記
公募概要 事業名: 令和7年度 日本航空宇宙工業会 革新航空機技術開発センター 最新の技術動向調査研究 対象者: (一社)日本航空宇宙工業会 正会員企業、日本国内の法人(大学、研究機関)、 調査項目に関連する技術開発に精通する研究者 公募期間: 令和7年8月29日(金)~令和7年9月26日(金) 問合せ先: 日本航空宇宙工業会技術部 担当者:松田圭介 e-mail: keisuke.matsuda@sjac.or.jp (1)調査項目 ア. 指定型技術調査研究(以下のいずれかの項目に係る技術動向調査) ① 複合材の非破壊検査技術、修理技術、機体整備技術 ② 航空機材料リサイクル技術(金属/CFRP) ③ 自己診断技術の開発、メンテナンススパンを長期化する材料技術の開発 ④ SAF(Sustainable Aviation Fuel) ⑤ 群制御技術 ⑥ 安全性向上に向けた装備品単体における技術の現状 イ. 提案型技術調査研究 SJAC は調査研究項目を指定せず、応募者が前述の革新センターの目的に資する具体的な調査研究項目、及び調査研究内容を提案します。提案に際しては下表内の“調査対象の技術”のいずれかに係るものとします。 ① 空力領域におけるマルチローターVTOL機、固定翼機の静粛化技術 ② 制御領域に能動制御による荷重緩和、揺れ防止、フラッターの抑制技術 ③ 伝熱・燃焼領域における水素燃焼、或いはアンモニア燃焼 ④ 装備品領域における将来の航空機での移動を見据えた機内装備品の動向 ⑤ 複合技術領域における全固体電池・燃料電池・有機ラジカル電池に関する技術 ⑥ AI を活用した設計及び製造過程におけるBIG DATA 処理技術 ⑦ 構造領域における異材接合構造 ⑧ 材料領域における接着技術 ⑨ Blended Wing Body の技術動向 (2)事業期間 調査研究委託契約締結日~令和8年3月31日 |