講演会機械安全標準化の最新動向
日機連では、機械類の安全性に係る国際規格の国内審議団体としてISO/IECの国際会議に積極的に参画すると共に、国内産業への機械安全普及活動の一環として、主要な国際規格を紹介する講演会を平成20年度より毎年度開催している。 今年度も「機械安全国際規格の紹介」と題して機械安全標準化の最新動向を紹介する講演会を平成25年12月12日(月)に新宿明治安田生命ホール(新宿区西新宿)において300名以上の参加者を得て開催した。 本講演会では、まず初めにISO/TC199部会の国内主査である山田陽滋氏(名古屋大学教授)とIEC/TC44部会の国内主査である福田隆文氏(長岡科学技術大学教授)より部会の動向を紹介した。続いて改定審議中の規格としてIEC 62745(ケーブルレスコントロール)を松尾健治氏((株)安川電機)より、ISO 13850/JIS B9703(非常停止)を関野芳雄氏(IDEC(株))より審議内容を紹介した。最後に平成21年度より新しい規格開発を目指して検討を進めている統合生産システム安全確保のための「支援的保護システム」についての最新情報を清水尚憲氏((独)労働安全衛生総合研究所)より紹介した。 講演後の聴講者アンケートでは、回答者の97%から参考になったとの評価と共に貴重なご意見を多数頂戴した。これらのご意見は今後の機械安全の活動に反映させて行きたい。
[講演概要]
1.主催者挨拶 2.ISO/TC199の動向 (PDFファイル1.78MB)(禁無断転載)
3.IEC/TC44の動向 (PDFファイル762KB)(禁無断転載) 4.IEC 62745(ケーブルレスコントロール) (PDFファイル1.07MB)(禁無断転載)
1.IEC62745とは?
5.ISO 13850(非常停止) (PDFファイル688KB)(禁無断転載) [関野 芳雄氏 IDEC(株) 国際標準化・知財推進センター 安全・標準化推進グループ] 1.ISO13850の適用の範囲と位置付け 6.支援的保護システム (PDFファイル2.08MB)(禁無断転載)
1.生産統合システム(IMS)とは?
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