WEB講演会「機械安全ISO規格の紹介」

WEB講演会「機械安全ISO規格の紹介」

講演会

 WEB講演会「機械安全ISO規格の紹介」 

 日機連では、国内産業への機械安全普及活動の一環として講演会を開催し、主要な国際規格を紹介する他、機械安全に関係する幅広い情報を発信している。

 今年度は「機械安全ISO規格の紹介」と題して、2021年12月7日(火)に会員限定のWEB講演会において80名の参加者を得て開催した。

  最初に、日機連が国内審議団体であるISO/TC199(機械類の安全性)の概要と最新動向について,山田陽滋氏(ISO/TC199部会主査 名古屋大学大学院)より紹介した。

 主なトピックスとして、今年1月に第1版が発行されたISO/TR22100-5を取り上げた。ISO/TR22100-5はAIと機械安全との関係を概念的に示したものであり,機械学習に関連する危険源をリスクアセスメントプロセスの中でいかに考慮すべきかについて記述している。この例として,「表1 ISO12100に従った,組込みAIを使用したAGVのリスクアセスメント及びリスク低減プロセス」を用いて,「従来のAGV」と「AI搭載AGV」のリスクアセスメントとリスク低減プロセスの違いを述べ、今はギャップを見出して文書化している。と紹介した。さらに、その他の発行された規格及び改正された規格の動向を報告した。

 次に、杉田吉広氏(ISO13849-1WG主査 テュフラインランドジャパン㈱)より、ISO13849-1の規定内容の概要説明等を行った。本規格は機械の制御システムのうちの安全関連部(SRP/CS)の設計の原則、安全要求事項について規定した規格である。安全関連部が安全機能を遂行する能力をパフォーマンスレベル(PL)とし、単位時間当たりの危険側故障発生確率(Probability of Dangerous Failure, PFHD)で規定している。現在,本規格は、第4版の改正作業が行われており、主な改正点の説明,また2021年12月にFDIS案をISO CS(事務局)に提案し、2022年1月にFDISが発行され7月にはISが発行される予定である。ことを報告した。その他,この規格に対応するJIS B 9705-1の改正履歴等について,報告した。

  講演後の聴講者アンケートは、貴重なご意見(興味のあるテーマ及び規格等)として今後の機械安全活動の参考とします。

 

アンケート回答結果
議事次第

 

[講演概要]

 

1.主催者挨拶 [日本機械工業連合会 宮崎標準化推進部長]

 

2.ISO/TC199の動向    (PDFファイル 1,166KB)(禁無断転載)

 

・ISO/TC199部会とは

・ISO/TC199の組織

・ISO/TC199の担当範囲

・ISO/TC199最近の活動

・まとめと今後

(参考) ISOとJISの対応表

 

3.制御システムの安全関連部 ISO 13849-1 (PDFファイル 3,019KB)(禁無断転載)

・ISO 13849-1とは?

 1) 適用範囲

 2) 関連規格(引用規格)

・ ISO13849-1 第3版概要

・ ISO13849-1 適用例

・第3版対応JIS改正動向

・改正履歴

・第4版改正動向

 

日本機械工業連合会  川池 襄部長
名古屋大学  山田 陽滋氏

古屋大学大学院  山田 陽滋氏

テュフラインランドジャパン㈱  杉田吉広氏

             

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