講演会日機連講演会「機械安全と労働災害防止 ―第12次労働災害防止計画の視点からー」を開催
日本機械工業連合会は、国内産業への機械安全普及活動の一環として、主要な国際規格を紹介する講演会と共に、機械安全に関係する幅広い情報を発信する講演会も毎年度開催している。 今年度は「機械安全と労働災害防止」と題して、今年度からスタートする第12次労働災害防止計画(平成25年度~平成29年度)で取り組む重要事項を紹介する講演会を平成26年2月18日(火)に新宿明治安田生命ホール(新宿区西新宿)において280名近い参加者を得て開催した。 本講演会では、初めに安全学、情報学、論理学がご専門の向殿政男明治大学名誉教授(日機連・機械安全標準化特別委員会委員長)による基調講演と厚生労働省の高橋洋 中央産業安全専門官による特別講演を行った。 続いて第一の活動事例として機械安全推進特別委員会(委員長:栗原史郎一橋大学名誉教授)の検討部会の中から、中小製造業に求められる安全専門人材を活用する仕組みとネットワーク化に関する検討内容を紹介した。 第二の活動事例として、機械安全標準化特別委員会のWG(ワーキンググループ)の中から統合生産システム安全確保のためのリスク低減戦略と実証モデルについて紹介した。 講演後の聴講者アンケートでは、回答者の95%から参考になったとの評価と共に貴重なご意見を多数頂戴した。これらのご意見は今後の機械安全の活動に反映させて行きたい。
[講演概要]
1.主催者挨拶「機械安全普及・定着のために」(PDFファイル658KB)(禁無断転載) 2.基調講演「機械安全・労働安全を繋ぐ労働安全衛生マネジメントシステムとその最新動向
3.特別講演「第12次防と機械安全対策」 (PDFファイル1380KB)(禁無断転載) 4.中小製造業の安全化を支援する専門人材ネットワークの検討 (PDFファイル1510KB)(禁無断転載)
5.統合生産システム(IMS)におけるリスク低減戦略 (PDFファイル1490KB)(禁無断転載) ~支援的保護システムによるリスク低減の提案~
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