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平成23年度機械工業生産額見通し調査
(発表:平成23年7月22日)

日機連では、毎年関係工業会の協力を得て、年度ごとの機械工業の生産額見通し調査を行っているが、このほど平成22年度見通しの集計結果(調査時点平成23年5月)がまとまったので、その概要を紹介する。
 なお、機種別の生産額(22年度実績、23年度見通し)、輸出額(22年度実績)など、詳細についてお知りになりたい方は、業務部(TEL:03-3434-5383)まで問い合せ下さい。
 また、数値は一応当該機種の全国ベースを原則としているが、機種によってはこれを下回るものもある。

平成23年度は0.8%増と2年連続の増加
−平成23年度機械工業生産額見通し調査結果まとまる

 

1.概  況


<平成22年度の生産動向>

 日本の機械工業は、前年度からの各国政府による景気対策の効果や、中国・アジア等の新興国を中心とする海外経済の回復に伴う輸出の増加、国内ではエコカー減税・補助金、家電エコポイントなどの政策効果による押し上げ、猛暑効果などに支えられ、生産は緩やかに持ち直した。さらに、企業収益の改善や設備投資の持ち直しも見られ、輸出関連、景気対策関連絡みの機種を中心に増加した。
 こうした中で平成22年度の機械工業生産額は前年度比11.7%増の68兆7777億円となった。

 

機械工業の主な動向は次のとおりである。

 

 

業種別機械工業の動向
1.一般機械 2.電気機械 3.情報通信機械 4.電子部品・デバイス
5.輸送機械 6.精密機械 7.金属製品 8.鋳鍛造品

 

<平成23年度の生産動向>

 平成23年度の機械工業は、前年度末に発生した東日本大震災による甚大な被害により回復過程をたどっていた生産への下押し圧力が強まった。震災による部品を中心としたサプライチェーンの寸断や電力不足による生産減で設備投資も抑制気味に推移、また消費者マインドの悪化等による個人消費の下振れや、雇用情勢も持ち直しの動きに足踏みが見られるなど、景気全般に厳しい影響を与えている。また、原油等の資源価格や円高の動向等、当面先行きの不透明感がぬぐいきれないが、一方でサプライチェーンの復旧が前倒しで進んでいることや新興国経済の改善などによる輸出の伸び、更に年度後半からは復興需要が本格化するなど、景気は徐々に回復軌道をたどるものと見られる。
 こうした中で平成23年度の機械工業生産額は前年度比0.8%増の69兆3286億円となる見通しである。

 

機械工業の主な動向は次のとおりである。

 

 

業種別機械工業の動向
1.一般機械 2.電気機械 3.情報通信機械 4.電子部品・デバイス
5.輸送機械 6.精密機械 7.金属製品 8.鋳鍛造品

(一部、日機連試算)


お問い合わせ先
業務部
(電話)03-3434-5383
(FAX) 03-3434-6698


この事業は、競輪の補助金を受けて実施したものです。