●標準化活動
日機連では機械工業の標準化を重要な事業活動の一つと位置づけ推進しています。
特に、「機械類の安全性」については、国際標準化活動の国内団体として、ISO/TC199(機械類の安全性)及びIEC/TC44(機械類の安全性−電気的側面)に参画し、日本初の規格提案も含め、我が国関係者の意見を反映させつつ国際規格の制定に積極的に関与するとともに、制定された国際規格に整合したJISの原案づくりに努めています。
●リスクアセスメントガイドライン
各工業界においてガイドラインが作成されているが、リスクパラメータや手法等について一つの考え方に基づいて作成されていない。日機連では、機械安全のリスクアセメスメントを推進するため、各工業会のご協力をいただき横断的に使用できる基礎文書ができないか協議を重ね「メーカのための機械工業界リスクアセスメントガイドライン」作成した。
●その他標準化活動
機械安全の標準化活動に付属して、制定された規格の広報普及活動(講演会等)や機械安全規格の基本的考え方となっている“リスクベースド・アプローチ”(リスクを評価し、これを受け入れ可能なレベルまで低減するよう諸方策を講じることにより、安全性を確保する手法)に基づく機械・設備の安全確保の普及定着に資する諸活動も併せて推進しています。
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