平成29年4月14日付週報記事

平成29年4月14日付週報記事

製造分野におけるIoT推進等を中心に意見交換
- チェコ共和国・テクノロジーミッション、日機連及びロボット革命イニシアティブ協議会を訪問、懇談 -

 4月6日(水)、来日中のチェコ共和国・テクノロジーミッション一行(ヴラディミール・マジーク:チェコ工科大学 情報科学・ロボティックス・サイバネティクス研究所所長以下17名)が日機連およびロボット革命イニシアティブ協議会(RRI)を訪問、製造分野におけるIoT推進等を中心に意見を交換した。

 チェコ共和国は現在、「インダストリー4.0」の発展や導入などで世界的先駆者になるために活動を強化しており、同ミッションの訪日目的は、先端技術や知識を持つ企業と研究機関などパートナーを探すためである。

 当日は、安達日機連副会長兼専務理事より歓迎挨拶、ヴラディミール・マジーク氏より表敬挨拶のあと、久保RRI事務局長によるRRIの概要と活動内容、安達副会長より日機連の概要および日本機械産業の動向について説明を行った。

 引き続き、チェコ側から、ロボティックスやIoT関連の参加メンバーの所属企業や研究所の事業・活動内容についてプレゼンテーションを行い、その後、意見を交換した。

 最後に、ヴラディミール・マジーク氏は、「米国、ドイツ、日本はサイバーおよびフィジカルの分野でITCを活用して著しい進歩を遂げつつあるが、チェコも着実に進んでおり、今後も追いつけるよう努力していくため、協力をお願いしたい」と述べた。

   日本側(左から安達日機連副会長、久保RRI事務局長)

  チェコ共和国側(テクノロジーミッション)


 ヴラディミール・マジーク所長

 会場風景

                                            〔総務部〕