JKA補助事業
1.補助事業の概要 (1)事業の目的 ヒューマンエラに起因する人命事故の防止のため、IDタグやカメラによる個人認証システム(入退出管理)を用いた安全確保システム(支援的保護装置)を開発し、従来の安全管理とともに使用することで、産業事故の減少につなげることが目的である。 (2) 実施内容 複合的作業空間における安全確保システム開発部会を設け、その下にリスクアセスメント検討WG、規格検討WG、実証実験WGを設けて検討及び検証を行った。 平成27年度は部会及びWGを合計22回開催し、安全確保システムとして設定した「支援的保護システム」の実際の生産現場における有効性をデータで確認するため、実証実験を行った。
2.予想される事業実施効果 IDタグやカメラを用いたハードによる対策は開発されておらず、本システム(支援的保護装置)の開発は我が国のみならず世界的にも初のものとなるため、多くの生産現場においてヒューマンエラに起因する人命事故の防止に役立つと予想される。
平成27年度複合的作業空間における安全確保システム開発に関する報告書
4.事業内容についての問い合わせ先
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