JKA補助事業
1.補助事業の概要 (1)事業の目的 本事業では、複数台の機械が連携して稼働する生産システムの安全性向上のため、安全仕様書(安全戦略)から、これに基づき要求分析、仕様策定、基本設計、詳細設計、妥当性確認等の各段階で実施されるリスクアセスメント作業を明確にし、その作業内容について詳細説明を加え、生産システムのリスクアセスメント手法を確立し、ガイドラインとして作成し、我が国における安全な生産システムの構築能力の向上を図り、もって災害低減に寄与することが目的である。 (2) 実施内容 平成26年度は3回の会合を開催し,安全性を加味した生産システムの構築について検討した。ISO 11161で規定するインテグレータを共通概念とし,①要求分析,②仕様策定,③基本設計,④詳細設計,⑤妥当性確認の各段階における必要な要件等の洗い出しを行った。
2.予想される事業実施効果 「生産システムとしてのリスクアセスメント手法」ガイドラインが、様々な産業分野(化学プラント、医薬品製造装置等)に展開されることが予想される。 また、機械安全普及に係る講演会「機械安全関連の動向」-人間共存型ロボット、労働安全衛生マネジメントシステム-を実施したことにより、労働災害防止活動の強化と機械安全普及の促進に役立つものと期待できる。
平成26年度安全な生産システムの構築能力向上のための調査研究報告書 (http://www.jmf.or.jp/houkokusho/1107/)
(2)(1)以外で当事業において作成したもの 該当なし。
4.事業内容についての問い合わせ先
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